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【学童保育・児童英語講師】の仕事で学んだ効果的な子どもの注意の仕方、叱り方フレーズ

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こんにちは、学童指導員のきょんです。

私は、元子ども専門の英語講師で、現在は学童保育(児童館)で職員をしています。

子どもと接するお仕事やボランティアをしている先生方の中には、

「指導が難しく、励まし方がわからなくて行き詰ってしまった…」

また、これから児童館や学童でのアルバイトをしようと思っている学生さんで

「仕事を始める前に子どもへの注意の仕方や、対応に困った時にどうすればよいか知っておきたい」

という真面目な方も多くいらっしゃると思います。

今回は、子どもとの接し方について参考にした書籍や、先輩方の子どもたちへの接し方から学んだことの中で、

「子どもが変わった!これは効いた!」

と実践の中から感じて厳選したマジックフレーズ(声かけ)をご紹介します。

参考になればいいなと思います。

目次

まずは、子どもの話に耳を傾けよう!寄り添おう!

1、子どもの訴えに耳を傾ける

2、子どもの気持ちに共感する(行動がふさわしくなくても気持ちは共感)

3、別の視点で適切なアドバイスや提案をする「~したらどうかな?こう考えたらどう?」

以上の3つのステップで、子どもは納得したり自分なりの答えを見つけて解決していくようです。

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学童保育であれば、叱ることや注意することよりも、子どもたちとたくさん遊んだり、話を真剣にじっくりと聞き、信頼関係を築くことを優先するのがベストですよね。
子どもたちの中で、「信頼できる人」となり、ゆくゆくは「この人の話は素直に聞こう」と思ってもらうようになります。

変化が見られない子は、どんな特徴がある?何年生くらい?

間違っていることに対して適切に指導したとしても、子どもたちの中の方にそう受け取る力が育っていないこともあります。

想像力がうまく育っていなかったり、自分を客観的に捉えられない時には指導がうまくいきません。

幼稚園児や小学校の低学年の頃は、たいがい自分の世界しか見えていないため自分中心的に考えがちです。

ところが中学年くらいになると、周りが見えてきます。

自分はこう思っているけど、相手はこう思っているんだな…という考え方ができてくるようになりますよね。

とはいえ、個人差があります。高学年になっても、中高生、大人になっても自分を客観的にみることができない人もいます。

そういう子たちへのやり方、声掛けの仕方は少し変化をつけないといけません。

なぜかというと、大人が「わかるよ、それは大変だね」などと、共感したり受け入れる態度をしても、相手の気持ちの想像ができない子の場合は、逆に「やっぱり大変だと思われてる…」とネガティブに陥って嫌な気持ちにさせてしまうというケースもあります。

「じゃあ、こんなふうに考えてみたら?」とアドバイスをしても、相手が自分と違う意見を持っていることを想像できないと「私の意見を否定された!ひどい」と思われてしまうこともあります。

こういう子には、こんな風に言いましょう!マジックフレーズ!

参考図書:支援・指導のむずかしい子を支える魔法の言葉 小栗正幸

こちらの書籍を参考にして、実際に生徒や子どもたちに声かけをして「効いた!」と感じたフレーズを紹介します。

虚言癖(嘘をたくさんつく)のある子…

「芸能人の〇〇と一緒に○○にいったんだよ!したんだよ!」

「へえ、その芸能人〇〇のことが好きなんだね!」と言って、うその話ではなく本当の話の方に話題を持っていく。

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きちんと本当の話をじっくりと聞いてあげることで、その芸能人の話はしなくなりました。(小3女子)

友だちや兄弟の悪口や、批判ばかりする子…

「〇〇ちゃんは、こんなことするんだよ、悪いよね!」

「それが良くないことということに気付いたことはいいね。あなたはよく気が付くから意見を聞かせて欲しいんだけど…」と言いながら、悪口を言っている自分の批判的な態度に気付かせるように仕向ける。

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ある女の子(4年生)にこのフレーズを使いました。自分が悪口を言っていることに気付いて少し恥ずかしそうにしましたが、その後私には他の人の批判を言うことはなくなりました。

暴言、暴力が多い子…

「もしかしたら、普段から我慢してることが多いんじゃないかと思うけど、違う?」と、その子が実は「ちゃんとがまんできていることが多い」と気付かせることで、子どもの興奮がおさまる。

暴言の中でも、自己否定的なネガティブ発言「私のことはどうせ…。嫌われてるから…。死にたい」というような発言には、一緒になって「辛いね…」というのではなく「そんなに困っていたんだね」と、少し的外れな回答をしてから話をすすめていくのが効果的。

ルール、マナー違反をする子…

「あなたもよくわかっているよね。…これはこうだよね」肯定してから正しいことを言います。

子どもは、肯定されたという気持ちから、わかろうという気持ちに切り替わります。

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これは凄く効果を感じます。男女年齢問わずよく使うようにしています。「あなたもよくわかっているように…」という前置きがあると、最後まで私の話を聞いてくれます。

まとめ

比較的大きめの子どもを注意したり、叱る必要がある際には、寄り添って気持ちを受け入れてあげることでうまくいくことが多いです。

ただ、なかなか効果がでない場合には、ぜひ上記のマジックフレーズをご活用ください!

相手の反応が変わり、話し合いが進んでいくかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました!
Thank you!

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