
こんにちは、元子ども専門英語教室講師のきょんです。
英語講師時代から子ども(赤ちゃん、幼児、小学生、中学生)の英語学習についての本を読み漁り、仕事に活かしてきました。
実は今でも、将来の自身の子どもの英語教育について考えるために、ありとあらゆるタイプの英語教育本を読み続けています。
世の中には、本当にたくさんの子ども向け英語教育・英語学習本が溢れています。
- 家庭で自分の子どもをバイリンガルに育てた母親の本
- 自身の英語教室や、教材につなげるための宣伝本
- 脳科学者・小児科のお医者さん・ことばの専門家・英語教師等が書いた本
最近は、「一流の~」や「世界最高の~」「効率的な~」が頭につくインパクトのあるタイトルがトレンドなのか、子ども英語教育本でも目につくようになりました。



読めば読むほど、何が正解かわからなくなるもので、私自身の子どもに行いたい英語教育への結論はまだ出ていません・・・
ですが、いくつか参考にしたいと思った本はあります。
その中から
- 古いけれども納得できるし共感できる、またはエビデンスがしっかりしている本
- ここ数年2019年~2020年くらいの最新本
- 筆者のプロフィール(英語教育専門であるかどうかなど)を確認済の本
これらを中心に、いくつか読書メモしたものをブログ記事にしてみました。
自分の備忘録のようなもので、お役に立つかはわかりませんがまずは第一弾。
「英語絵本を親子で楽しむ~暗唱」がコンセプトのこちらの本です。
ちなみに「赤ちゃん英語」をテーマに記事を書いているので、0.1歳児の赤ちゃん向けにまとめています。
本日の1冊
赤ちゃんからの英語レッスン 中村あつこ著
少し古いため、図書館等でお借りになるか中古でご購入下さい。
筆者の方のプロフィール
元大手英会話スクールの児童英語講師。
出版当時(現在は不明)は、赤ちゃんから小学生までの子ども対象の「おうちで毎日英語絵本を聞く」ことを中心とした英語教室主宰。
ご自身のお子さんもにも英語絵本読み聞かせも実践。
ハイライトー引用・抜粋
- たくさんの英語が耳に入る音の環境を造ってあげることで、子どもが自然に英語を英語のままに理解して、すばらしい発音を身につけられる。その音の環境作りに最適なのが、子どもがみんな大好きな絵本。
- 英語の絵本を幼いころから読み聞かせ(音源)をかけながら絵本をみせるー最終的には暗唱。
- 絵本の魅力やメリットは、創造性がはぐくまれ、親子のふれあいができる。美的感覚が磨かれる。心が育つ。知識が増える。言葉が育つ。
- 絵本を早期教育だと反対する人はいない。
- 生まれて数か月の小さい赤ちゃんも絵本を見て喜ぶ。
- 子どもはみんな絵本が大好き。お母さんやお父さんにぴったりくっついて読んでもらうことが大好き。
- 英語絵本なら、ネイティブの子どもが英語を学んでいくのと同じ方法で英語を学べる。
- 英語絵本読み聞かせで、英語での話しかけ以上にの英語にふれられる。
0歳児~1歳児から英語絵本を取り入れるなら…


- 赤ちゃんの視点が定まるようになって、日本語の絵本を読んであげようと思う頃に、1,2冊英語絵本を加える。写真絵本のほうがおもしろがるかもしれない。
- 本格的な読み聞かせは不要。CDのBGMは始めても待ってもどちらでもよい。
- 1歳になるとCDのBGMも絵本をめくることも本格にはじめられるが、絵本が身近な存在とわかるだけでよい。暗唱にこだわらずどんどん聞き進める。
- 毎日最低でも1時間、CDをBGMとして流す。英語歌も流すとよい。音量はぐっと絞り、ふつうの会話が支障なくできるぐらいの音量でOK(目覚まし、ごはん、遊び、お昼寝、寝る前)



具体的な年齢別の「絵本100冊暗唱メソッド」の方法や、おすすめの絵本は、本書をお読みになってみてくださいね。
きょんのここが納得!
家庭内で英語をやる際に「話しかけ」「語りかけ」を行う方も多いと思いますが、「英語絵本読み聞か(100冊)の方が、話しかけるより、はるかに多くの表現にふれられる」という部分に私は大きくうなずけました。
確かに、日常小さい子どもに使う英語(あいさつ、~しなさい、よくできたね)等よりも、絵本中の会話表現の方がより自然ですし、様々な表現にふれられますよね!
「木の上に猫がいる」はネイティブの感覚(絵本の中)では、A Cat in the tree. 「上」にいるけれども on the tree じゃない…
といった英語のセンスは、文字や単語と違って、親や講師が教えてあげられない部分。
自然に身につけられるのがベストですよね!
有名なパトリシア・クールの研究で
「赤ちゃんは語学の天才だけれど、DVDやビデオ学習だけでは身につかない。言語習得には、人が関わる必要がある」
ということが明らかになっています。
同じ一つの絵本を見ながら(英語CDを聞きながら)絵本の美しさや楽しさなどの感覚を親子が一緒に共有し、身体を寄せ合って幸せなスペシャルな時間を過ごしているうちに、英語が自然に身についちゃう!
というところが「英語学習」「英語教育」と違い理想的だと感じました。
実は、この本を読む以前は多読と聞くとどうしても「勉強」のイメージがあって、英会話と結びつかなかったのです。
なんとなく、小さい子にたくさん本を読ませるなんて「早期英語教育」じゃないの!!?
と感じてしまって…。
多くのおうち英語(家庭で行う英語教育)では、多聴多読や聞き流しを推奨していますが、この本を読んで、その良さが納得できました。
そして、私も実践してみようと思えたのでした。
ちなみに、上で述べた有名なパトリシア・クールの研究はTED動画(youtube)で観られますが、あのTVのバラエティ番組でおなじみの脳科学者「茂木健一郎」氏も、以下の本で紹介しています。
クールの研究結果を取り上げ、茂木氏はこのように述べています。
目の前にいる人が自分に向かっていきいきと何かを語りかけてくれる、自分の言ったことに反応してくれる。発話、発音、抑揚などが息づかいと一緒に伝わってくる。
そのライブ感、生の会話のやりとり、臨場感こそが子どもの脳への刺激となり、ぐんぐん上達していくのです。
もし可能ならば、絵本の読み聞かせ(またはCDを聞きながら絵本をめくる)だけでなく、絵本時間にプラスしてちょっとした会話を英語で行ってみるのは、より英語習得には効果的かもしれませんね。
赤ちゃんに質問攻め、英語を言わせようとするのはNGですが…。
絵本の読み聞かせや暗唱を推している、その他の書籍
幼児教室の英語部門の監督をされている喜田悦子さん(タエ)の本でも、英語本の読み聞かせや多読をすすめています。
パルキッズの船津洋氏の本には、大抵「絵本の暗唱」について書かれています。
いかがでしたか?


私は、過去の仕事柄あらゆる早期英語教育について勉強してきました。
今のところ、実際に私が自分の子ども(赤ちゃん)と一緒にやってみたいと思うのが、この「英語絵本を一緒に楽しむ」こと。それと別記事で紹介していますが、ベビーマッサージを英語歌でやってあげること。
英語目的というよりも、絵本を読むことで、子どもの世界が広がって色々なことに興味が出てくるかもしれませし、時には、感動したり、主人公の気持ちに共感する気持ちが芽生えるかもしれません。
そんなことを考えるだけでワクワクします。
0歳、1歳に英語はまだ早いかも?
と思う方でも、日本語の絵本読み聞かせと併せて「絵を楽しむ」「絵本と英語が身近に感じる」ことを目的にして、日常生活に取り入れてみませんか?
Thank you!

