こんにちは、きょんです。
コロナ禍でTOEIC試験も2020年9月までは実施されませんね。
つい最近行われた「英検」会場での感染症予防対策がずさんだった…などと聞くと、しばらく英語のテストは受験できないかな…とあきらめておりました。
もし、自宅でできるオンラインの英語のテストがあればやってみたいな~。
とぼんやりインターネットで検索していると・・・
なにやら「英語の発音テスト」なるものを発見!
発言の内容の評価は無しで、英語の発音だけを100点満点で評価するテストなんだそう。
東京・大阪では会場受験もできますが、自宅でスカイプ(テレビ電話)を使ってオンラインで受験できるというので、早速受験を決めました!
実際、英語のアルファベットや文章を読み上げるだけのテストでしたよ!
しばらく英会話レッスンをしていない私は「英語で言いたいことが表現できないだろうな~」と、ちょっとスピーキングに自信がなかったのですが、この試験はスピーキングテストよりはハードルが低かったです!
この記事では、EPTテストの実施機関の公式サイトに書かれていない、実際のテスト内容や試験官とのやりとりについて、また受験を通して感じたことなどをまとめてみます☺
あ、その前に!
このEPTテストは受験料がかかる本格的な試験ですが、オンライン辞書で有名なWeblioのサイト内に、英語の発音チェックというか…英語の発音から英会話力が診断できる「無料ツール」があります。
けっこう楽しいので何度もゲーム感覚でチェックしちゃいますよ(笑)
PCに話しかけるだけ!3つの文章を読んで1分で判定してくれる、無料のスピーキング・発音テスト
EPT発音テスト事前準備
まずは、受験当日までにやったことです。
・オンライン受験可能日時(スケジュール)を確認。最短4営業日後から受験可能。
・オンラインで申し込み&支払い。
・自分のPCにスカイプ(無料)をインストール。
・前日までにスカイプチャットでETPにメッセージを送る。
テスト対策/練習
・アルファベットの発音をYoutubeでチェック
・公式サイトの課題文(3パターン)を1日1回、ネイティブの参考音声を聞きながら音読
たまにネイティブ音声を、1フレーズ毎に一時停止してリピートして練習しました。私の場合は申し込みから13日後に受験だったため、その間できるだけ毎日1回読み上げ、口を慣らしておきました。
英文をプリントアウトして、ネイティブ音声を聞きながらストレス部分にマークをつけたりするのも良いと思います。
受験当日
ある程度試験対策ができていたため、試験前はそれほど緊張はしませんでした。
試験の流れ
1~4までのやりとり全て日本人女性の試験官と行い、通話時間は6分55秒でした。
英語を読み上げるテスト本番以外は、全て日本人女性と日本語のやりとりでしたよ!試験官の方のお顔は拝見できませんでした。
あらかじめ用意された画面をずっと見ている感じだったため、対面テストで緊張しがちな方は少しリラックスできるかも??
相手には口元は見えていると思いますから、歯磨きしてから受験しましょう(笑)
テスト受験してみての感想
たった5~6分の短いテストでも十分疲れました…。
試験やクイズにありがちな「例文」や「サンプル問題」より本番の問題の方が難しいというパターンに感じました(笑)
というのも、初見文が思ったよりも読みづらかったんですよね。
課題文は、エッセイタイプの文章でとても読みやすいものですが、一方の初見文は、時事系の雑誌や新聞記事のような文章で、声に出してさらっと読めるようなタイプのものではありませんでした。
読めない単語はなかったけれど、単語のレベルも若干、課題文よりも上だったかな。あたりまえだけど、固有名詞等が読みづらい💦
落ち着いてゆっくり読めば、高校生くらいなら十分読める程度ではありました。
30秒間黙読できるのですが、序盤からすらすら読めなくて何度もつまずいてしまい、文章の半分程度しか事前に黙読できませんでした💦
※追記:初見文は、一定の時期が過ぎると課題文として扱われることになるようです。私が読んだ初見文が、現在の課題文に指定されていました。
ということで、初見文も課題文も難易度は同じくらいということになるのかな??(笑)失礼いたしました~💦
初めて読む文章は、同様のレベルでも読みづらい。当然ですよね、練習していないのですから。
色々なタイプの文章を毎日読み上げる訓練をしておくといいのかもしれません!
ここが反省!
初見文読み上げ本番では、序盤からかみかみで、全体的にたどたどしく8回ほども言い直しをしてしまいました…。
そんなに言い直しされたら聞いている方がかなりストレス…というレベルの読み上げでした💦とほほ…。
課題文をすらすら読めるように練習した分、課題文ほどの速さで初見文もきっと読めるだろうと、たかをくくっていました💦
試験結果にあった総評⇊を読むと、スムーズでない箇所と読み間違いがあると減点対象になる?(なければスコアアップできる)記述があったため、発音さえよければ何度も読み直してもOKというわけではないようです!
日頃から初見文を読む訓練をしておくことが高得点取得には欠かせないと思いました💧
また、本番は焦らず、ゆっくり読み上げることをおすすめします!!!
早く読めば加点されるわけではないと思いますし、公式サイトの高得点者の音声を聞くと、とてもゆったりと読み上げている感じがしました。
ここが気になった!
文章を読み上げている間、試験官の方がしっかりとチェックをしている音が聞こえました。
「シュッシュッ」とペンを走らせる音が聞こえるので、「え??また?今の読み間違った??」と思い、何度も読み直したりしてしまったところもあります。
私が敏感すぎたのかもしれませんが・・💦
気になる方は、スピーカーの音を少し低めに設定なさってください。相手にきちんと読み上げたものが聞こえるように、マイクの音量は間違って下げませんように~
つぶやき
課題文は3種類の中から、当日指定されます。
この課題文は、どうやって選ばれるのか気になりますよね。
私が思うに、テスト序盤のアルファベットや会話文、初見文から、試験官の方がその人のレベルなり弱点なり判断して、セレクトされるんじゃないかな?
なぜかと言うと、私の場合、試験結果の評価表を見ると「O」の音素がだめ(赤文字)だったのですが、私が読まされた課題文はその「O」が多く使われている文章だったんですよね。
会話文等を聞いて私のちょっと弱い部分を判断して、予め練習してきた長めの課題文ではどのように発音されるかを、より細かくチェックするためにこの課題文が選ばれたのかも???と想像しています。
勝手な憶測ですけどね💧
EPT発音テスト結果!
私の場合、結果はきっかり2週間後の13:00にメールに添付されてPDFファイルで送られてきました。
なぜか今朝「83点で残念~」と自分で言っている夢を見たのですが(笑)
結果は…92点でした。
「通じる発音です」ということなので、ホッとしました(笑)
90点以上なので研修を受ければ、英語発音診断士®資格が取得できるようです。
ちなみに、私はTOEICスピーキングテストでは
発音はHIGHレベル、イントネーションとストレスはMEDIUMレベルです。
以下⇊2018年の私のテスト結果です。ご参考までに…。
終わりに
EPTテストは、英検の2次試験やTOEICスピーキングテストのように、発言内容を問われる試験ではないのであまり緊張せずに受験ができると思いますし、わざわざ会場に出向く必要もありません。
今の時期に、英語学習モチベーションをキープするのにちょうどいい気軽に受験できる試験だと思います。
発音の癖は、なかなか自分では意識しませんし、普通に英語ネイティブの友人はわざわざ指摘してきませんよね。英会話の先生でさえ、それほど細かくチェックしてくれないかも…。
この試験を受験することで、きちんと専門家に指摘されるため、その部分を意識して発音するようになるでしょうから、よりきれいな洗練された英語になるんじゃないかなと思います!
今回私は「一般評価」(4,950円込)をお願いしました。
「詳細評価」の金額は約倍の(9,900円込)ですが、文章の中の具体的にどの部分にチェックが入ったかがわかります。
試験料金は、どちらもそれほど高いとは感じません。
複数名の審査員が評価してくれているそうですし、総評もテンプレートというよりは、その人に合ったコメントを書いてくれているようなので。
英語を母国語とする者、音声学教授、英語発音専門家で成り立っており、受験者一人につき複数名の審査員が評価しています。
出典:EPT®テスト公式HP
ご興味のある方は、初回は一般評価でお試し受験をしてみるのはいかがでしょうか☺
実際に受験を一度経験して、結果の総評を読んでみてから「再受験してスコアアップしたいな!もっと詳しくチェックして欲しいな…」と思ったら、再受験して詳細評価をしてもらうのがいいのかな~と思います。
Thank you.