【📝この記事の内容】
- 保育士試験で難易度の高い科目&低い科目について
- 一般的に言われていることと、私個人の感覚としての難易度
- 噂聞いていた簡単と言われる科目が私にとって難しかったという失敗談
保育士試験の勉強を始めるにあたって、どの科目から手をつけるべきかな…と悩んでしまうのは自然なこと。
- 難易度の高い科目(難しい、勉強時間を多く必要とする)
- 難易度の低い科目(簡単、勉強時間が少なくて良い、取り組みやすい)
を把握してから、試験勉強に取り組みたいですよね!
一般的に難易度が高いと言われる科目と低い科目はあるのでしょうか?
保育士試験の科目の中で簡単で取り組みやすい科目は…
では、結論から。
難易度は受験する回によって違うことを前提に言います。
保育士試験科目の中で難易度が低く、簡単で取り組みやすいのは・・・
こんな答え求めてないと思うのは承知しています(笑)
でも、やっぱり人によって難しいと感じる、簡単だと感じる科目は全然違うと思うんですよね。
中学や高校時代の定期テストを思い出してみてください!
私にとって数学や理科はとても難しかったですし、赤点ギリギリの点数を取ったことがあります💦
英語は大好きで、勉強が楽しい!という理由でたくさん勉強しました。
点数もいつだって満点に近かったです。
それに対して、隣の男子は、数学や理科は満点!その子は英語がまったくできなかったと記憶しています💦
好きなら勉強する。
興味があるなら勉強しなくても頭にすんなり入る。
これってあたりまえのことです。
保育士試験の科目は、理数科目、対文系科目ほどの大きな違いはないかもしれません。
ただ、興味の有無が、科目の難易度・・というか取り組みやすさや頭への入りやすさに関わってくるというのは、本当に自然なことのように思います。
でも、知りたいのは一般的に難しい・簡単と言われる科目!!
そうですよね。難易度は人によって異なるなんてそんなことはわかってますよね。人それぞれ知識、経験、興味は違うんですから。
受験回によっても全然難易度が違うというのもわかってますよね。
それでもいいから、知りたいんですよね。
だって最初の頃は、科目が多すぎて、それぞれの科目の特徴すらわからないんですからね。
わかります!独学組の私もそうでした~💦
勉強を始めた直後は、「保育士試験・科目別・難易度」というキーワードで
検索しまくっていました・・・
保育士試験に挑戦した先輩の友人や、インターネットで専門学校の合格者の科目別の点数を分析した、根拠のある科目別難易度のデータなどもたくさん参考にさせてもらいました。
確かに一般的に難しい、易しい科目はあるようです。
近年では、皆さんご存知の、ニコイチ(教育原理・社会養護)や、社会福祉、児童家庭福祉あたりが難しい科目と言われていますよね。
ニコイチは難しいというより、10問ずつしか出題されないというのと、同時に合格しないとやりなおしになるという意味で、とりづらい科目との位置づけなのでしょう。
福祉系の科目は、「幼い子どもたちのお世話・心身の発達など保育の実践」と直接関係のない科目だからなのかな?
一方で、一般的に簡単で取り組みやすいという科目は、ないような気がします。
やはり
解いていて楽しい!興味あるな~勉強になるし役立つわ~
という感情が入る、わくわくする科目なんじゃないかと個人的には思います。
ちなみに、難易度は受験する時期によっても変わるみたいですよ!
今から7~8年くらい前受験した方の話によると、当時の難易度高め科目は「子どもの食と栄養」だったそうです。
短大の講義時間からそれぞれの科目の必要学習時間も参考になる!
厚生労働省による、短大での講義における各科目の必要単位数から大体の目安時間を通信講座のユーキャンが算出し、一覧表にしています。
その情報から抜粋します。
勉強時間が最も長いのが44時間で「保育実習理論」次が16時間で「保育原理」
最も短いのが4時間で「子どもの食と栄養」と「社会福祉」
生涯学習のユーキャン 「科目別勉強時間での保育士試験の難易度」より一部引用しました
興味深い結果です。
保育実習理論は長い時間かけて学ぶ必要があるようです。確かに理解するのに時間がかかりました。
それに対して子どもの食と栄養、社会福祉の勉強時間の短いこと!
私自身が苦手で難しい・簡単だと感じた科目は(念のため)
私は、ただの保育士試験の受験者のうちの一人です。
私がこのブログでお伝えできることは、あくまでも私個人が感じたことですが…(前置きが長いっ💦)
私にとって一番難しかった科目は
社会福祉
私にとって一番簡単だった科目は
保育心理学
でした。
勉強中も、試験本番でも同様の感覚を持ったのでこれが私の「結論」とさせてもらいます。
子どもの発達や心理に関することは、身近な子どもたちの顔を思い浮かべながらとても楽しく勉強できて、頭にも素直に入っていったのですが…
社会福祉は、今の自分の生活に深く関わっていない世界のことだったため、勉強がなかなか身に付きませんでした💦
実は、5回過去問と模擬試験3回をこなした時には「社会養護」も6割をとったことがほとんどなく、本番でも「ニコイ(教育原理と社会養護)」はとれないだろうな~と予想していたのです。
ところが結局、令和元年後期の社会養護はとても解きやすく調整されていたため、幸運にも合格できました!
本当に、本番はどうなるかわからないものです!
私の5回の過去問の結果と、本番の結果でも明らかに社会福祉のできがよくなかったことがわかる記事はこちら☟
≫【保育士試験】難易度が毎回全く違う!過去問5回分やった結果で実感
私の失敗談!ピアノを習っていた私には保育実習理論が一番簡単?
最後に、私の失敗話もしておきたいと思います。
私が勉強を始めたばかりの頃、グーグル検索をしていると
比較的簡単、または取り組みやすい科目は「保育実習理論」とおっしゃっている方のブログをいくつか拝見したんです。
先輩の皆さんが簡単というんだから、大丈夫だね!
と思い(私が勝手に)安心しきって、ギリギリまで勉強に取り掛からないでいたんですよね。
ところが保育士試験の本番の1ヶ月前位に音楽の「移調」や「コード」系の問題にづまずいたんです😢
テキストを読んでも読んでも全く理解できない!
という事態に遭遇。
なんせ、市販テキストで勉強していたものですから通信講座も受けておらず通学もしていなかったもので、誰にも質問できなかったんです…。
結局、なんとかユーチューブ動画を観て、浅い知識を身に着けて本番を迎えました。
本番の「保育実習理論」は、これまでのテクニックでは太刀打ちできない予想外の問題が出題され、撃沈…。
もっと早くから深く理解しておけばよかった…
と本当に後悔したのを覚えています💧
ピアノを子どもの頃習っていたから大丈夫かな?という自信もあり、放っておいたところもあります。
本当に失敗しました。
この経験から、独学テキストで一人で頑張るよりも、お金を多少払って気軽に質問ができるサポート付きの「通信講座」をおすすめしています☺
おわりに
ご自身にとって、難しい・易しい科目はご自身にしかわかりません。
過去問を何度か解いてみて、自分の苦手科目を知ることも大切です。
最初は自分のインスピレーションでこれ面白そう!と思うような科目から学習をスタートすると良いのかもしれませんね。
Thank you