【📝この記事の内容】
保育士資格を取得し、保育士登録申請中に書いた記事です。
AI時代に、保育士資格を活かす職業の未来についての情報を収集しまとめてみました。
結論=これからの時代、保育士&学童保育の指導員のお給料は上がると見込まれます。
せっかく一生懸命勉強して、保育士試験をパスしてもうすぐ保育資格を得ることができるのですからこの資格をどう生かそうか・・・
と考える毎日です。
保育士として、私立保育園で勤務する?
このまま学童保育の正規の指導員として雇ってもらう?
一般的には、現在はどちらも収入が高いとは言いがたい仕事です。
実際に、私が勤務している学童保育施設では府の最低賃金で働いています。(まだ無資格のため)
ますます少子化+AIが人間の仕事にとって代わられる職業が出てくるいわれる時代に・・・
果たして「保育」系のお仕事の将来性は、どの程度あるのでしょうか?
賃金上昇は見込めるのでしょうか。
保育の需要は年々増加!現在の状況はどんな感じ?
将来性の前に、現状から。
保育士(保育園の先生とは限定していないが)の仕事と、学童保育の指導員の仕事は、増加が見込まれます。
以下のデータご参照ください。
保育士の有効求人倍率の推移
出典:厚生労働省 保育士有効求人倍率
上のグラフは2015年から2019年10月までの保育士の有効求人倍率の推移です。
毎年、倍率がきれいに上昇してるため、保育の需要は年々増加しているのは明らかですよね。
放課後児童クラブの実施状況
出典:厚生労働省 令和元年 放課後児童健全育成事業の実施状況
https://www.mhlw.go.jp/content/11906000/000580501.pdf
放課後児童支援員(学童保育の指導員)の有効求人倍率は見つけられませんでしたが、以上のグラフデータによると、登録児童数及びクラブ数が上昇しており、待機児童数の改善もまだまだ必要なことがわかります。
学童保育の指導員の仕事も、共働き家庭の増加と共に、需要が増えていくことは明らかですね。
これから給料が上がる仕事上位に保育士・学童保育指導員が!
以下のランキングは、週刊現代の「これから給料が下がる、上がる仕事全210種類を公開」という記事の抜粋です。
全国のハローワークの求人データ約500万件をもとに、経済統計や経済政策にかかわる1000を超える統計データを加味した独自のビッグデータを作成したうえで、各職種の「将来の賃金」を弾き出したものをまとめたものだそう。
あくまでもAIによる予測のため、確実に上がるわけではないでしょうが、今後の就活に役立ててもいいのかなと思います。
保育補助:28位
学童保育指導員:39位
保育士:65位
介護の現場では、ベッドに寝ている人が床ずれして痛がっているかどうかなど、他人の痛みや感覚を察知する能力が必要ですが、AIやロボットにはそれができません。
同じように子供相手にゲームをしてくれる保育ロボットがありますが、子供はすぐに飽きてしまう。子供が飽きていることを敏感に察知して、ゲームの種類を変える人間の保育士のようなことがAIにはできないからです。
そうしたホスピタリティや臨機応変な対応ができるというのは、人間が持つ強力な能力。ホームヘルパー、学童保育指導員などの給料が上がるとされているのも同じ理由からでしょう
出典:週刊現代 これから給料が「下がる仕事」「上がる仕事」全210職種https://gendai.ismedia.jp/articles/-/55996
保育ロボットの活躍
2017年に保育士不足解消目的で開発された保育ロボットVEVOが一部の保育園で導入されてから、様々な効果が出ているようです。
このVEVOを利用している施設では、VEVOが子どもたちの健康管理をしてくれるため、保育士の仕事がスムーズになったり、保護者とのコミュニケーションが増加したそうです。
とはいえ、人がやるべき保育や教育の仕事の全てをAIやロボットがこなせるとは、思えませんよね。
まとめ
- 保育士資格を持っていれば、引く手あまたという現状。
- AIに仕事がとって変わられるような時代になっても保育の仕事はなくならず、給料上昇も見込めると予想されている
国が保育の仕事の昇給を約束しているというわけではなく、AIが算出したデータによる予測ではありますが、もしかすると将来的には保育の仕事の待遇が改善されていくかもしれませんね。
保育士・学童保育指導員を目指す方々の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。Thank you.