【📝この記事でお話する内容】
初日の筆記試験後に解答速報を見て自己採点をした際に、各社のこたえが違いもやもやした話と、最終的に不適切問題による全員正解措置で筆記試験に合格していたという私の実体験です。
解答速報(当日~数日後)が見られる会社
私が実際に自己採点に利用させてもらった会社です。

2020年までは当日解答速報を出している会社さんが多かったですが、最近は月曜日以降がスタンダードになってきてますね。
【ユーキャン】(※2021年4月以降は翌月曜日~出しているようです)
当日、自動採点機能を使って採点しました。社会福祉の問題(この記事の下部でお話する問10)について、他社さんとは別の解答を最初に予想、それが正答でした。信頼できそうですね。
【キャリアステーションキャリステ専門学院】(※2023年4月のものはアップされていないようです)
当日採点に利用しました。ツイッターで各科目の予想解答をアップする毎に更新のお知らせあり。講師の先生方が頑張って予想解答を作ってらっしゃる姿の画像もアップされていて、いい雰囲気です。解答速報を出した際の見解や、解答変更時の日付など履歴を残しているため、好感が持てます。
【サンライズ保育士キャリアスクール、ライセンス学院】
数日以内に利用。予想解答を出した時の解答は、更新されて正式解答に変わっていました。
【その他】
ある保育士求人サイトさんが「ライン友達追加すると、試験終了後に公開と同時に無料で解答速報が見られる」というので登録しましたが、結局メッセージは送られてきませんでした。

ユーキャンかキャリアステーションの解答速報の利用をおすすめしますが、他の会社さんの解答も覗いてみるといいかもしれません。ちなみに2021年10月は「フォーサイト」が当日速報を出しています。
他、予想解答を出している会社「ココキャリ」「これから京進」「桜子先生のブログ」など
私が受験した時・・・解答速報が各社違っていました!
試験実施後の予想解答が、会社によって一部異なるということはどの国家試験でもよくあることのようです。
試験を実施している組織の正答ではないですから当然ですね。

各会社さんが厚意で無料で解答速報をネットに出してくれているわけですから、ありがたいですよね☺
とはいえ、ある特定の問題が〇か×かで、運命が変わる(合格か不合格になるか)といった場合、各社の解答が違うともやもやが止まりませんよね!!
実際に、私がそんな経験をしてしまいましたので💦少しお話したいと思います。
筆記試験の一日目(10月19日)が終わり、帰宅後すぐにインターネットで解答速報を確認。(ユーキャンとキャリアステーション)
自己採点をした結果、1日目の「社会福祉」以外の科目は、余裕を持って合格点をクリアしそうな雰囲気でした。
問題は・・・「社会福祉」の問10です。
解答が出た当初は、ユーキャンが解答3、キャリアステーションが解答2で、私がマークしたのは2。
つまり、ユーキャンが正しければ55点で不合格、キャリアステーションの解答が正しければ60点で合格となるわけです。
2日間あるうちの初日に自己採点してしまったものですから

もう~どっちなのよ~!気になって翌日の試験勉強が手につかない!
もやもや・・・
せっかくの時間を浪費してしまいました・・・💦
これから2日目を受験の方は、自己採点結果に右往左往している時間がもったいないです。
1日目は自己採点をせず、2日目にまとめてやることをおすすめします☺

※追記:2021年4月の回は、この週末には各社解答速報を出さないとのことです💦 よかったのかどうかわかりませんが、せめて日曜日には自己採点したかったですね😢
結局、しばらく経つとキャリアステーションの解答が解答3に訂正され、他社さんの解答も数日後には足並み揃えた形で解答3に変わっていました。
後日、自分自身でも調べたところ、やはり解答は3で合っているのかな・・と、ある程度納得。
そして、2日目の科目は全て合格点よりも余裕を持ってクリアしているようだったため「社会福祉」だけ不合格になると推測しました。

しょうがない!次回、社会福祉だけ集中して頑張るか~!
ぶつぶつ言いながらも、気持ちを切り替えて1科目だけ不合格を覚悟して結果をのんびり待ちました。
そして1ヶ月後…
結果が郵送される日の午前中、保育士養成協議会が正答をHP上で公表されるというので、

例の「社会福祉」問10だけ、念のために確認しよっか~
と、諦めてはいたけれども、おもむろに正答を確認しようとHPをチェックすると・・・
「社会福祉」に不適切問題があったというお知らせが!!

え?問10じゃないの?
問9ですって???
ちなみに…あれだけ初日に悩まされた問10は正答も3。私の回答は間違っておりました。

ですよね~💦
ただ、問9となるとどうでしょう?
早速「社会福祉」の試験問題を取り出して確認すると・・・
なんと私、問9も正答とは違う答えにマークをしていました(-_-;)
ということは、本来ならば普通に×をもらう予定だったんです。
ところが問9は試験問題作成側が不適切問題だったことを認め、全員が正解になるというではないですか!!

ということは、ここにきて合格の可能性が出てきたということ??
そして結果は・・・
「社会福祉」は60点で合格となりました☺
あれだけ筆記試験1日目の夜~数日間もやもやした問10とは、別の問題で5点加点で「社会福祉」が合格点クリア。
結果、全ての科目が合格になったわけです。
これについては、もう幸運だったとしか思えません・・・
棚からぼたもちでございます・・・💧ありがたや~~
ただ、、、この時点では嬉しい気持ちでいっぱいでしたが、ふとカレンダーを見ると実技試験は13日後!!
実技試験対策にかけれらるのは賞味12日間です!!

こんなことなら、さっさと諦めずに実技試験の対策を少しでもやっておけばよかった…😢
という、なんとも言えない後味を味わうのでした・・・。
この経験から学んだことと不適切問題について
保育士試験の当日から見られる解答速報は、あくまで予想であり全てが正しいわけではありません。根拠を精査できていない可能性もあります。

問題作成者ではないのであたりまえですけどね。
試験から10日以上経ってから、予想解答についての変更があることもあります。
また、保育士試験は不適切問題が過去に何度もある試験です。
【保育士試験の不適切問題について知っておきたいこと】
- 2019年の平成31年前期試験では、後期の実技試験が終わった後に、不適切問題があり追加合格者が出ました。同じ回で、教育原理の別の問題(いわゆるコメニウス問題)でも不適切問題がありました。
- 2020年の神奈川限定試験でも保育実習理論で不適切問題がありました。
- 2020年後期の試験では、3つも不適切問題がありました。
- 2021年前期の試験では、社会福祉1問不適切問題でした。
不正確な記述がある等の場合は、受験者全員正解となります。

保育士試験は、不適切問題が出題される可能性が高い試験という認識を持った方がよいでしょう。申し訳ないですが・・・。
ですから、もしも自己採点で、1,2科目があと1問、2問で合格するような50点、55点レベルであれば、迷わずに実技試験の対策をするべきです!!
私のように完全に諦めてしまっていて、実技試験対策を一切していないと、試験の日程によっては2週間をきる対策時間で実技試験に臨まなくてはなりません😢
「音楽」や「言語」は、毎回試験課題は変わりますが、練習しておいて損はありませんし「造形」ならば、たくさん絵の練習することはプラスにしかなりません!

初日に自己採点をしないこと(結果に惑わされる)と、結果が来るまで何があるかわかりませんのでぜひ、実技試験対策はやっておくことをおすすめします★
Thank you.