こんにちは。きょんと言います。私は、以前子ども専門の英語スクールで講師をしていたのですが、夫の転勤により退職して現地へ引っ越してきました。
転勤先で知り合った方に、元英語講師だというと・・・
転勤族の奥さんでも、英語スクールは全国どこにでもあるし、仕事には困らなくていいね!
と、皆さん言ってくれるのですが…
う~ん、実はそうでもないんだよなあ・・・
というのが本音です💧
英語講師は手に職?すぐに転職先がみつかる??
英語講師の経験があれば(なくても)仕事先は、すぐに見つかることは見つかると思います。
ただ、色々と問題が…。
子ども向けの英語講師は、子ども+親御さんとの信頼関係をじっくりと築いていき、生徒の成長をずっと見守っていくことが仕事です。
そして、仕事で使う教材曲やカリキュラムは、全てそのスクールのオリジナルのものが多いです(マザーグースなどの一般的な曲は共通していますが・・・)
そういう理由から、次々と別のスクールを渡り歩くのはなかなか大変…。
もちろん、英語指導のスキルは別のスクールへ持っていけますが、転居先でまったく別の英語スクールに就職した場合には、せっかく身体に叩き込んだオリジナル曲やカリキュラム、教材の使い方を捨て改めて覚えなおしとなります😢
しかも、新しい生徒さんと親御さんとの関係を一から築いていかなくてはなりません。(これが一番大変。信頼されるまで時間がかかります)
それがスムーズにでき、前向きに臨機応変に対応できる方はいいですね!!
私は、あまり器用にできる自信がない・・・というのが正直なところです💦
全国規模の大手英語スクールはどう?
ちなみに、以前の記事でもお話しましたが、全国規模の大手英語スクールですと、引っ越し先の別の会場(教室)に移籍することができます。
キャリア年数も引き継げることが多いです。
そして何よりも、会社のシステム、カリキュラム、指導方法や教材の内容が全て一緒ですからスムーズに新しい職場に復帰ができますね。
生徒と親御さんとの関係づくりだけに注力すればよいだけです。
ちなみに・・・私も、引っ越し前は、全国規模の大手英語スクールで働いていましたが、実は思うところがあり「退職」をしてきました。(つまり、引っ越しによる休職後に復帰という形はとれないということです)
私は大手英語スクールは退職してきましたが、その選択に後悔はありません。
大手の英語スクールでは、私の理想の働き方はできないな…と考えていたからです。
なぜかというと、英語スクールに所属している講師という立場では、本音で親御さんに英語教育について語ったりすることができないためです。
また、スクールの商品である「カリキュラム」と「教材」「スクール実施のテスト」「英語を継続することのメリット」を伝える義務もあります。
保護者会では、スクールの代表として自分の言葉ではなく、マニュアル通りの「スクール独特の哲学」を語らなくてはいけません。
経験が浅い時には、スクール(会社)の方針に沿って働いているだけで、生徒も確保でき、自身の給料も保証されたわけですから、本当に感謝しています。
しかしながら、英語講師としての経験年数を重ねた今、私が思うことは・・・
次に私が「英語×子ども」の仕事をする時には、自分が納得した教材で納得したサービスを提供したいですし、本音で英語教育について語れる環境で働きたい…
今はそんな風に思っています。
ちょっと愚痴っぽくなってしまいました💦 あくまでも私の所属していた学校が私の理想と少し違っていたというだけですよ。
自分で英語スクールを立ち上げるのはどう?
自分のキャリアを活かし、理想の形で英語教育を行うには自分で英語教室を立ち上げるのがベストじゃない!?
その通りですよね!
やりたいのはやまやまですが、いかんせん転勤族の妻。
夫の仕事の都合で、住む場所がころころ変わる人間には、英語教室を経営する資格はありません…
なぜなら「同じ英語教室に通わせ続けたい、同じ先生に見てもらいたい」と親御さんや生徒が思うのは当然のこと。
とほほ…ですね💧
では、私のような職場を転々としなくてはならない転勤族の妻は、どのようなスタイルで英語×子どもの仕事をするのがベストなのでしょうか。
転勤族の妻向け!子どもと英語に関わる仕事
現在、どんな仕事・職場があり、どんな資格やスキルが必要なのか、業界・職業研究を進めているところですが今のところ思いつく限りあげてみます。
★英語を教える仕事
- 全国規模の大手英語スクールに就職する
- オンライン英会話スクールの講師となる(全国・全世界どこに住んでいてもOK)
- ベビーシッター会社に登録をして、英語レッスン付きのベビーシッターをする(単発)
- 英語歌で行うベビーマッサージ教室など、半年~1年程度で終わるカリキュラムの、乳幼児限定の英語レッスンを開催する(継続する必要がないのでおすすめ)
★英語を(で)教えている幼稚園、保育園、学校等で子どもたちと過ごす仕事
- インターナショナルスクールやプリスクールのパートタイマー
- 英語で過ごす学童保育のパートタイマー
こういった学校の多くは、ネイティブの先生が英語を教えるため、自分が英語を教えるというよりは、ネイティブのサポーターのような立場となります。
パートタイマーに限定した理由は、転勤族であるという理由で、長期間責任を持って正社員で働くことが難しいからです。
以下の記事で、インターナショナルプリスクール等の情報サイト(インターナショナルな保育園等の協会)について書きました。よろしければ☟
インターナショナルプリスクール勤務の友人の就職活動についての記事はこちら⇊
★英語教育が盛んな普通の保育園や幼稚園で「英語ができる保育士」として働く手も!
一般的な保育園でも最近は英語に特化した園も増えてきていますし、外国人が多く住む地域では英語を使う機会が多いそうです。
私の友人の現役保育士さんは、英語に興味はなかったけど英語の勉強をせざるを得なくなった~と嘆いていました。
そういう方々のサポート役として、保育補助(保育士の資格がなくてもOK)として英語の力を活かしつつ、子どもとも関わる仕事も面白いと思いますよ!
保育士資格があればそれだけでも仕事がありますが、そこに英語がプラスされると最強!
もし、保育士試験に挑戦したいと少しでもお考えなら…
よかったら以下の記事に、保育士試験申し込みから合格までの半年の道のりをまとめましたのでご覧ください☺
転勤族でも諦めず子ども×英語の仕事を見つけよう!
転勤族の妻でも、子ども×英語の仕事がしたい、子どもに英語を教える仕事がしたいなあ…
という私と同じような境遇の方が、夢を諦めることなく、好きな仕事でイキイキと活躍できますようにお祈りしています!
最後に、子ども×英語の仕事に興味がある方は、ご自身の英語力をキープする他に「保育士」の資格を取っておくと活躍の場が広がりますよね。
このブログでは、独学で行った保育士試験や、幼保英検の合格までの記録などについて書いた記事がメインとなっています。
よろしければお読みになっていただけると嬉しいです☺
最後までお読みいただきありがとうございました!
Thank you!